iOS4へのアップデートによりiPhoneでBluetoothキーボードが使えるようになって、多くのブログやメディアでBluetoothキーボートとiPhoneの組み合わせが紹介されていますね。
私もそんな記事に触発されてApple wireless keyboardを購入したひとりですが、その快適さは想像以上でした。
物理的なキーボードを使うことでの文字入力の速さは言わずもがなですが、普段PCで当たり前のように使っている「Shift」+「矢印」キーを用いての文章の選択や、コピペなどのショートカットコマンドが使えるといったことはiPhoneで文章を書くことのハードルをぐっと下げてくれました。
積極的に外に持ち出して使いたいところですが、そこは出不精な私。あまり持ち出す機会ってありませんw
そこで考えたのがiPhoneとApple wireless keyboardのコンビにEvernoteを組み合わせた仕事術?です。
名付けて「自宅内ノマド」
まだまだ使いたての駆け出しですが、その仕事術?をご紹介します。
自宅内ノマドってなんぞ?
自宅で文章書くんだったパソコンでやればいいじゃないか?このアホ。気取りやがって。
という意見も聞こえてきそうですが、そこがノマドたる所以。
私が指しているノマドとはノマドワーキングのことで、ノマドワーキングとは何かと言うと
「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」といったワークスタイル。満員電車や残業から開放され、自分の時間を増やす豊かな働き方として注目されている。
「ノマド」とは遊牧民のことであり、いつも決まった場所ではなく、カフェや公園、お客さんのオフィスなどでノートパソコン、スマートフォンなどを駆使しネットを介して場所を問わずに仕事を進めること。「サードプレイス」という自宅でもなく、オフィスでもない、第三の自分の居場所で仕事を行う新しいスタイル。
私的には「決まった場所ではなくカフェや公園など好きな場所で仕事をする」ということで解釈してます。
これを自宅に当てはめると、決まった場所とは「パソコンの前」。好きな場所とは「リビングのソファ」や、「寝室のベッド」ということでしょうか。
これまでブログを書くのは全てパソコンで行っていましたが、それが2時間、3時間と続くとちょっと疲れてしまいます。そこで気分転換にひょいとiPhoneとApple wireless keyboardを持って「リビングのソファ」に移動して続きをする。それすらも飽きたらベッドで寝転びながら続きをする。なんてことができるのが自宅内ノマドなわけです。
↓んで、こちらはリビングのローテーブルにて使用しているところ。
パソコンでやってもいいし、「リビングのソファ」や、「寝室のベッド」に移動して作業してもいい。という自由なところが自宅内ノマドをオススメする理由です。
なぜEvernoteを使うの?
ご存知の通りEvernoteはデジタルメモ。文章を書くこともできれば、WEBの気になる情報をクリップすることもできる自由度の高いサービス。そして色々な端末から自分の情報にアクセスできる「クラウド」という大きな利点を持っています。
この「色々な端末から自分の情報にアクセスできる」というところがミソ。
好きな場所で文章の続きを。とは言っても、パソコンとiPhoneでは別々の環境。しかし、Evernoteでブログの下書きを行うことによってそれは解決されます。
- パソコン上で作業をしていて疲れたらEvernoteを同期する。
- iPhoneとApple wireless keyboardを用意する。
- iPhoneのEvernoteを同期する。
- 続きを書く。
のような手順でEvernoteを使ってパソコンとiPhoneの作業環境を同期できます。同期したことで双方からすぐに文章を書く作業ができるわけですね。
また、同期したことでEvernote内にブログの下書きを保存するバックアップもできるのも良いところ。
iPhoneとApple wireless keyboardの接続方法と使い方
iPhoneとEvernoteの接続はわかるとして、iPhoneとキーボードの接続はどうやれば良いのでしょう?
実はiPhoneとApple wireless keyboardのペアリング(接続)はものすごく簡単。
↓こちらで詳しく解説さていましたので是非参考にして下さい。
iPhoneでApple Wireless Keyboardをペアリング・接続してから接続解除までの設定方法 | Mori2nd Lab
↓また、キーボードを便利に使うショートカットコマンドはこちらのブログで詳しく解説されています。
iPhoneのワイヤレスBluetoothキーボードのショートカットキー一覧 | kioku7.com
私がよく使うのは「コピー」「ペースト」「取り消し」ぐらいですが、ソフトウェアキーボードだと指先の繊細な操作が必要なのに比べて、簡単に打鍵できるキーボードの手軽さは作業を捗らせます。
最後に
今回は自宅内ノマドということで紹介しましたが、これはもちろん外に持ち出して職場やカフェでの応用も可能ですよね。Evernoteを介してパソコンとiPhoneが同期された状態となっているので、外出先でも文章の校正ができるわけです。これは自宅内ノマドとは関係なく便利。
是非あなたもiPhone+Apple wireless keyboard+Evernoteでノマドをお試し下さい。
↓私はカナ表示の無いスマートなUS版を使用してます。
↓JIS版は「Enter」キーが大きいです。
※こちらの記事は前ブログを2011年6月18日と2013年1月17日に加筆修正したものです。
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