iPhone爆発(ハマグリ化)その前に。バックパネルを外せば解決!?と思ったらiPhoneがお逝きなすった件

iPhone & iPad
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IPhone 沈黙

↑お逝きになったiPhoneに追い打ちをかける超大型巨人君。

いつ爆発するかわからないiPhoneにヒヤヒヤしっぱなしだった@masa6127です。

「だった」

ええ。過去形です。

iPhone内部のリチウム電池が膨張してiPhoneが爆発(ハマグリ化)してしまうというありえない事態となっていることを書きました。

恐怖!!iPhoneがハマグリに!?バッテリーが膨張して爆発(ハマグリ化)寸前だったのでアップルストアに持ち込んだお話 | 情報蒐集ノート

バッテリー交換代6,800円払いたくないなー。どうすっかなー。

爆発しても使えればいいんだけどなー。基本的に自宅専用で持ち歩かないしなー。

なんて考えていたらこんな記事を見つけました。

[T]iPhoneのバックパネルが割れたので自力で換装したら割とあっさりできた[iPhone] | Tanakamp的ヒトコト。

内容は是非ご覧頂ければと思うのですが、要約させて頂くと。

iPhone4Sを落としてしまい、バックパネルが割れてしまったが、簡単に交換できた。

という内容・・・

これを見て閃いた!

iPhoneの内部でリチウム電池が膨張し、内部から外へ外へと押し広げた結果に爆発(ハマグリ化)するのであれば、バックパネル自体を取っ払ってそちらに力を逃がしてやれば良いのではないか?

そこに気づくとは・・・やはり天才か・・・

と。

自画自賛しながら。さっそくカバーの取り外しにトライしてみました( ´ー`)

し・か・し

途中までは調子よく進んだものの・・・

やはりワタクシなど、ただの凡人。

超えてはいけない壁を超えてしまったその結果。

iPhoneのディスプレイが映らなくなるという最悪の事態に!!

\(^o^)/オワタ

もうね。凡人以下よ。

ギルガメッシュ様に「雑種!!」と罵られてもしょうがない。

(つд∩) ウエーン

というわけで、雑種がカバー外しをやろうとしたら、iPhone様がお逝きになった話のはじまりはじまりー。

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iPhoneがお逝きになる物語

目次をば。

  • 第1章 まずはビスを外す
  • 第2章 3GSはバックパネルが簡単に外せない!!
  • 第3章 深奥バックパネル目指して解体を試みた
  • 第4章 バックパネルを無理矢理剥がす(暗黒面)
  • 最終章 果報は寝て待てというけども・・・

※もし作業する場合は完全に『自己責任』でお願いします。

第1章 まずはビスを外す

カバーを開けるには、なにはともあれビスを外しましょう。

iPhoneケースを止めてあるビスはホームボタンの下側。

↓コネクタの両サイドにあります。

IPhone 下部 ビス

このビスを外すわけですが、私は家にあった精密ドライバーの「マイナス1.4m/m」を使って外しました。

すごく小さいネジなのでネジ山をつぶさないよーに。お気をつけを。

↓外しました。

IPhone ビス 外し

工具をお持ちでない方は、「Tanakamp的ヒトコト。」さんの記事でも紹介されていたこちらが良いのでは?

まぁ、私は近所の百均で購入した精密ドライバー。しかもマイナスを使用しましたがねw

さて、そんなこんなでバックパネルを外そうとしたところ・・・

衝撃の事実!!

第2章 3GSはバックパネルが簡単に外せない!!

はい。外せません。

というのも、iPhone4は上記で紹介した「Tanakamp的ヒトコト。」さんの記事のように、ネジを外したらバックパネルを外し、バックパネル(背面)側から解体してく構造なのに対し、iPhone3GSは液晶パネルを外し、液晶パネル(表面)側から解体していく構造になっているのです。

こちらの記事でiPhone3GSの詳しい解体手順が書かれていました。

iPhone 3GS の内蔵バッテリー交換方法 « ワイズネット技術者ブログ

バックパネルを外す記事ではなく、バッテリー交換の記事なのですが、記事を読んで推察するに。

ネジを外す→液晶パネル外す→基板外す→バッテリー外す→バックパネル到達!!

という手順になるのでしょう。

いこーる。

バックパネル外しは、もはやラスボス的な存在なわけです。

これは困った。

ちなみに、iPhone4の構造についてはこちらの記事がすごい分かりやすい。

Appleストアより安く「iPhone」を直せるリペアショップで作業の一部始終を見学させてもらいました – GIGAZINE

世代によってこんな構造の違いがあるなんて・・・

おら、ビックリしただよ!!

そりゃ、構造的にはどう考えてもiPhone4の方が後々のメンテナンスとかやりやすいですよね・・・

しかし。

悩んでいてもしょうがない。やれることはやってみよう。

ということで・・・

第3章 深奥バックパネル目指して解体を試みた

「ワイズネット技術者ブログ」さんの記事を参考に液晶パネルに吸盤をつけて液晶パネルを外します。吸盤は冷蔵庫にひっついてたのを使いました。

↓iPhoneに吸盤をひっつけます。ひっつける箇所は画面の下部が良いでしょう。というのも電源ボタン付近に液晶パネルと基板を繋ぐケーブルがあるからです。

IPhone 液晶パネル外し 吸盤

ひっつけたら、吸盤を持って液晶パネルを引き上げます。

最初は少し開けるのに力がいるかもですが、勢い余ってケーブルを断線しないように気をつけましょう。

↓ご開帳。

IPhone 液晶パネル

↓基板部分に寄るとこんな感じ。

IPhone 内部

(((;゚Д゚)))ガクブルガクブル

無理無理。

これは素人が手を出して良いものじゃない。

開けてスミマセンでした。失礼しまーす(´∀`*)ノシ

って液晶パネルを締めようとしたら・・・

しまらねぇ

とりあえず、しまらねぇ。

恐らくバッテリーの膨張が邪魔をしてるのでしょうが、とにかく締まらない。

どうしよう?

どうしようもない・・のか・・・

・・・いや・・・あるじゃないか・・・まだやれることが・・・

自暴自棄になった心が@masa6127を・・・

暗黒面に落とす!

第4章 バックパネルを無理矢理剥がす(暗黒面)

自暴自棄となり暗黒面におちた@masa6127は、液晶パネルそっちのけ。

無理矢理バックパネルを剥がすことにしました。

既にバッテリーの膨張でバックパネルとベゼル(銀色の枠)の間にスキマがあったので、そこに上記の精密ドライバを挿し込み。グリグリ。

ベゼルに沿って、精密ドライバを横へ横へとグリグリスライドして全体にスキマを作ろうと試みます。

その姿まさに悪魔の形相。

しかし。

「電源ボタン」「マナーモード切り替えスイッチ」「音量ボタン」周辺がうまいこと剥がれない。

ボタンがバックパネルにひっついているようだ。

決断を迫られるダーク@masa6127

ボタンを無視して。無理やり剥がすか・・・

チッ・・・コイツは後回しだ。

狙いを変更!!

画面左下のバックパネルとベゼルのスキマに精密ドライバを挿し込み。

テコの原理で一気にスキマを広げる!!

バキ・・・バキ・・・

鈍い音を立てながら少しずつ開いていくiPhone。

!!

なんてこった・・・

バックパネルに基板?スピーカー部分?がひっついていやがる・・・

・・・お手上げですわ。

もう、バックパネルを無理矢理剥がしても悪い予感しかしねぇ。

しょうがないので・・・

あきらめて寝ましたw

もう、ふて寝。

最終章 果報は寝て待てというけども・・・

一応はホントでした。

「一応」ね。

というのも。

ふて寝して起きたら。

こころなしかバッテリーの膨張が収まった気がするのよ。

なぜかは不明。

んで。締めたら。

IPhone 液晶パネル 締まった

締まった!!

まじかー。スッゲー。

なんでー?

し・か・し

IPhone 沈黙2

↑画面が映らない!!

なんか、グレーになってる。

しかも、写真の通り上部を強く押さえていないとグレーになってるやつも映らない!!

↓ちなみに、電源オフ。

IPhone 沈黙1

・・・完全に沈黙。

orz

やっちまった・・・

最後に

暗黒面に落ちた代償か・・・それともパンドラの箱(液晶パネル)を開けてしまった代償かはわかりません。

わかりませんが、このような事態になってしまったことは事実。

腕に自身のある方以外は、絶対に液晶パネルは外さない方が良いです。

ちなみに、液晶は映らないのですが、「Tweetbot」の通知音がたまに聞こえてくることからも内部は生きてると思われ。

・・・でもねぇ。

目の付け所は悪くないと思うんですよ。

このiPhoneハマグリ化をよくよく分析してみると、みな本体下側(ホームボタン側)を支点にして、パカッと開いてます。

これは、おそらく本体下側をネジで止めているから。押さえの弱い本体上側が開いてしまうのでしょう。

そして、本体上側にある液晶パネルと基板を繋ぐケーブルを切断してしまうと・・・(´・ω・`)

それを避けるという意味でも、液晶パネルは開けないにしてもネジを外しておくのは「アリ」なのかもしれませんよ?

これなら、爆発を止めることはできないにしても、使うことはできるかもしれません。

さらにさらに。

今のところ、このバッテリー膨張が起きてるのはiPhone3GSだけなのですが、今後iPhone4・4Sで起きないとも限りません。

その時こそ、残念ながらiPhone3GSでは叶わなかった、この「バックパネルを外す」っていうアイディアの出番だと思うのですが、いかかでしょう?

っていうか、このiPhoneどうすんだ・・・

OTZ

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※2012年05月13日23時30分追記

奇跡!!iPhone復活しますた!!

iPhoneハマグリ化その顛末!!「ハマグリ化」→「分解」→「逝去」から奇跡的な復活を遂げたあるiPhone3GSの物語を語る | 情報蒐集ノート

コメント

  1. 93 より:

    ハマグリ対策ではなく、フロントパネル破損で交換後に、ブラックアウト状態でアプリは起動してる様子がある同じ状況になりましたが。母艦につなげて復元したら、正常復帰した経験があります。

    • 93様
      コメントありがとうございます。
      な・なんと!そんなことがあったのですか?さっそく試させて頂きます。
      教えて頂きありがとうございます!!

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